おすすめの日本株を10月の最新ニュースから分析!長期保有すべき今後大きく伸びる銘柄とは?
2024-10-29

直近の日本株市場は、11月のアメリカ大統領選挙、FOMCの動向を見極めようと慎重姿勢を維持しており、強気になりきれない状況が続いています。
そのような中、10月の注目ニュースから、今後大きく事業・株価が伸びていくであろう銘柄を分析していきたいと思います。
1. さくらインターネット

■ さくらインターネットってどんな企業?
さくらインターネット株式会社は、日本のクラウドサービスとデータセンター事業に特化した企業で、特にインターネットインフラの提供に強みを持っています。主な事業内容は次のとおりです:
1. クラウドサービス
さくらのクラウドやVPS(仮想専用サーバー)、レンタルサーバーといったインターネットインフラサービスを提供し、企業や個人が容易にサーバーを利用してウェブサイトやアプリケーションを構築できる環境を整えています。
特にクラウドサービスは、用途に応じて柔軟にスケールアップやスケールダウンが可能で、企業のビジネスニーズに対応しています。
2. データセンター事業
さくらインターネットは、日本全国にデータセンターを展開しており、サーバーのホスティングやコロケーションサービスも提供しています。
これにより、安全で高信頼性のインフラを構築し、24時間365日体制での運用管理も行っており、特に、地方都市にデータセンターを配置し、地震や災害リスクの分散を図っている点が特徴です。
3 .IoT(Internet of Things)およびAI(人工知能)ソリューション
さくらのクラウドやIoTプラットフォームを活用したIoTデバイスのデータ収集、分析、管理が可能で、製造業や農業、医療分野など幅広い業界で利用されています。
AIやビッグデータの解析も支援しており、最新の技術を活用したソリューション提供に積極的です。
4. 次世代インフラ技術の研究・開発
さくらインターネットは、次世代インフラ技術の研究やオープンソースソフトウェアの開発支援も行っており、技術革新をリードする役割を担っています。
特にエッジコンピューティングや量子コンピュータ関連技術にも力を入れています。
これらの事業を通じて、さくらインターネットは安定したインターネットインフラの提供と共に、日本国内のデジタルトランスフォーメーションを支援する役割を果たしています。
■ さくらインターネットの注目の最新ニュースとは?
1. 2025年3月期第2四半期の営業利益が前年比420%増

2024年3月期第2四半期の決算で、売上・利益ともに過去最高を記録し、売上高が前年同期比28.3%増の約132億円、営業利益は同419.4%増の約13億円に達しました。
生成AI需要によるGPUクラウドサービスの好調が要因で、特に「高火力」シリーズが大きく貢献しています。
また、日本政府の「ガバメントクラウド」に採択されているクラウドサービスの開発も順調に進んでおり、今後もクラウド事業は大きく収益を伸ばしていくと思われます。
2. GPU基盤の増強に向け、米NVIDIA最新サーバーを84億円で調達と発表

更なるGPU基盤の早期整備に向け、第2次投資計画(1,000億円規模)を前倒し、H100:800基の追加投資を決定。
さらに、B200搭載サーバ納品までの需要に対応すべく、84.3億円もの追加投資を決定し、生成AI向けGPU基盤の一層の強化を図ると発表しました。
生成AIにより急増するニーズにいかに対応していけるかが、今後のどれだけ大きく収益を伸ばしていけるかのカギになると考えられます。
■ 今後、さくらインターネットの株価はどうなる?
生成AIの普及が加速する中で、さくらインターネットの利益が今後も大きく伸びていくことが期待されます。
現段階では、需要をどのように収益へと結びつけられるか、特にGPU基盤の増強をどれだけ迅速かつスムーズに対応できるかが重要なポイントとなっています。
今後の動向に要注目の企業です!
さくらインターネットの最新ニュースはこちら2. NTT

■ NTTってどんな企業?
NTTグループの主な事業内容は次のとおりです:
1. 通信インフラ事業
NTTグループの中核を成す事業で、固定通信や移動通信のネットワークインフラを提供しています。
NTT東日本/西日本が光ブロードバンドサービスを提供し、NTTドコモが携帯電話やスマートフォン向けの通信サービスを展開しています。
2. ITソリューション事業
様々な業界向けにITシステムの開発・運用を行っています。
主な分野は以下の通りです:
✔ 官公庁・自治体向けシステム
✔ 金融機関向けシステム(銀行、保険、証券)
✔ 製造・物流業向けソリューション
✔ 医療・ヘルスケア関連システム
✔ 通信・放送業界向けシステム
✔ 電力・ガス業界向けソリューション
3. クラウド・データセンター事業
企業のIT基盤やデータ管理のニーズに応えるため、クラウドサービスやデータセンター事業を展開しています。
4. 決済・金融サービス
クレジットカード決済や電子マネー、金融機関向けシステムなど、決済インフラや金融サービスに関する事業を展開しています。
5. グローバル事業
海外でのITサービス提供やシステム開発支援を行っています。日本企業の海外進出支援や、海外企業の日本市場参入支援なども行っています。
6. 次世代技術開発
「IOWN」や「6G」といった次世代通信技術の開発に取り組んでいます。これらの技術を活用し、ネットワークの高度化や新たなサービスの創出を目指しています。
NTTグループは、これらの事業を通じて、社会のデジタル化やDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進し、持続可能な社会の実現に貢献することを目指しています。
■ NTTの注目の最新ニュースとは?
1. NTTとトヨタが自動運転の技術開発で数千億円規模での提携を発表

NTTとトヨタは、交通事故削減のためにAIを活用した自動運転技術の開発で提携し、数千億円規模の資金を投じる計画を発表しました。
AIとNTTの次世代通信基盤「IOWN」が活用され、車のカメラで取得したデータの分析から、事故の可能性を事前に察知し、自動で車を制御するシステムを開発するとのこと。
2028年の実用化を目指しており、自動運転可能な車が増えた際、NTTのソフトウェアが広く普及し、大きな利益を生み出す可能性を秘めています。
2. 栃木県に大規模なデータセンターを新たに建設

栃木県の産業団地の土地を取得し、最大8千億円の投資を行い、新しいデータセンターを建設すると発表。
生成AIによるデータセンター需要を十二分に取り込むためには、大規模な先行投資を行うことが重要であり、NTTは今後データセンター事業の収益が大きく伸びる可能性があります。
■ 今後、NTTの株価はどうなる?
NTTは、自動運転技術の開発やデータセンターの増設など、将来伸びていく可能性がある事業に大きく投資しています。
直近では大きな影響はないかもしれませんが、4-5年後には回収フェーズに入る可能性があり、収益・株価ともに大きく伸びていくシナリオが想定され、長期投資を考えている場合、とてもよい選択肢になると考えられます。
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