エンプティステートとは?実例とともに解説!
2022-11-16

EnjigraphのiOSアプリに、エンプティステートを導入してみたので、その話をしてみたいと思います。
Enjigraphは、まず最初にユーザーにキーワードを登録してもらう必要があるのですが、いきなり、何かしらのキーワードを登録する作業は、多くのユーザーにとってハードルが高く、キーワードを登録せずに離脱してしまうユーザーも多いのが現状でした。
そこで、今回、各ページにエンプティステート(Empty State)を導入することで、利用開始直後の離脱率を下げることを目指します。
エンプティステートとは?
利用開始直後などで、表示するコンテンツがない場合に、ユーザーに表示される画面をエンプティステートといいます。
エンプティステートは、情報がまだないことや次にすべきアクションを伝えるもので、チュートリアルの役割も兼ねています。
そのため、導入すると、ユーザー体験を大きく向上させることができます。
実際作成したエンプティステートとは?
「ホーム」「キーワード」「ブックマーク」の3つのページで、エンプティステートを導入しました。
「ホーム」「ブックマーク」に情報が表示されるために必要なアクションをエンプティステートに記載しています。


特に「ホーム」のおすすめ記事が表示されるためには、キーワードを登録しないといけないので、キーワードをまず登録するよう誘導するためのボタンも設置しています。
また、「キーワード」でのエンプティステートでは、キーワード登録のハードルを少しでも下げるべく、カテゴリーごとにおすすめキーワードと使い方を紹介するように変更しました。


各カテゴリーをタップすると、下記のような画面が表示されます。
(その他のカテゴリーは、ぜひ、実際のアプリから、見てみてください。)


初見では、どのようなキーワードを登録すればどんな情報が表示され、どう使っていいかがわからない状態だと思うので、できるだけ、そこのイメージがわくように工夫しています。
エンプティステートを導入した効果は今後わかると思うので、一定期間試してみた結果も後日報告したいと思います。

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