AIを活用した、2022年注目の3つの最新サービスとは? ~医療画像編~
2021-10-06

Enjigraphで見つけた「AI」を活用したサービスをまとめました!
初回は、 医療画像をAIで解析し、診断をサポートする3つのサービスについて紹介します。
(1)サーモグラフィ画像を用いて乳がん検診を行うサービス
(2)前立腺の画像からがんを特定するサービス
(3)X線画像から悪性腫瘍等の疾患を医師が正確かつ早期に発見することをサポートするサービス
なお、Enjigraphで「AI」とキーワード登録することで、AIに関する最新情報を自動で収集することができます。
- 目次
- (1)サーモグラフィ画像を用いて乳がん検診を行うサービス
- (2)前立腺の画像からがんを特定するサービス
- (3)X線画像から悪性腫瘍等の疾患を医師が正確かつ早期に発見することをサポートするサービス
- Enjigraphで、医療分野におけるAIの活用事例をチェックしよう
(1)サーモグラフィ画像を用いて乳がん検診を行うサービス

Niramai Health Analytix Pvt. Ltd ホームページより引用
NIRAMAIは、サーモグラフィで撮影した乳房の画像をAIで解析し、低侵襲・非接触・高精度の検診を可能にするサービスです。
予約すると、自宅に女性技術者が訪問のうえ、スクリーニングを行い、24時間以内にレポートが届く仕組みです。(スクリーニングの所要時間は、機械のセットアップ合わせ40分)
この技術では、マンモグラフィーよりも、27%高い検出精度を実現しており、特に、マンモグラフィーでは診断の難易度が高い乳腺密度の高い胸に有効です。
(2)前立腺の画像からがんを特定するサービス

Paige Prostateは、前立腺の画像からがんを特定する、FDAで唯一認可されたサービスです。
FDAに報告された臨床試験では、このサービスを活用することで、がんを正確に診断できた割合が7%以上(89.5%から96.8%)増加したことが示されています。
また、偽陰性の診断が70%減少、偽陽性の診断が24%減少したことも、示されています。
(3)X線画像から悪性腫瘍等の疾患を医師が正確かつ早期に発見することをサポートするサービス

Enlitic Curieは、深層学習モデルを活用し、X線画像から悪性腫瘍等の疾患を医師が正確かつ早期に発見することをサポートするサービスです。
主に放射線科医のサポートを目的にしており、開発した胸部CTモデルを活用することで、通常よりも、18ヶ月程度早く、悪性の肺結節を発見する事が可能になります。
また、蓄積されている画像データは1,000万症例以上になっており、継続的に、画像を収集することで、精度向上を図っています。
Enjigraphで、医療分野におけるAIの活用事例をチェックしよう
Enjigraphで「AI 医療」と検索することで、最新の活用事例を簡単に調査することができます。
また、「AI 医療」とキーワード登録することで、最新情報がおすすめ記事に表示されるうえ、夕方にメールでも配信されるため、見逃すことがありません。
ぜひ、Enjigraphを情報収集ツールとして、使ってみてください。
